日本時間8月5日、公式サイトの8月4日付パッチノートに、コンソール版の 非許諾周辺機器(いわゆるコンバーター)への対策状況 が掲載されました。
数か月にわたる調査の結果、該当機器を使用していた 6,000以上のアカウントを特定し、BANした と発表されています。
6,000以上のアカウントを特定・BAN
オーバーウォッチ開発チームは、コンソール版で非許諾周辺機器を使用していた 6,000以上のアカウント を特定し、BANしました。
今回の措置は、数か月にわたって使用状況を調査した結果です。不正な周辺機器への対策は今回限りではなく、今後も継続すると説明されています。
▼公式がRedditに投稿した内容
非許諾周辺機器(コンバーター/XIM/Ximming)とは
今回の対象は、一般に 「コンバーター」 と呼ばれる入力変換機器の不正利用です。XIM や Ximming と呼ばれることも多く、公式は 「非許諾周辺機器」 と表現しています。
キーボード&マウスでエイム・アシストを利用
問題となっている使い方は、次のとおりです。
- コンソール側には、コントローラーとして認識させる
- 実際の操作には、キーボード&マウスを使う
- コントローラー向けの エイム・アシスト も利用する
つまり、キーボード&マウスでエイム・アシストを利用しながらプレイできる ということです。
コンバーターの不正利用はチート行為
オーバーウォッチ運営は、この方法で不正な優位性を得る行為を正式に チート行為 として扱っています。2024年の公式説明でも、「不正に優位性を獲得する行為」はチートとみなすと明記されています。
通常のコントローラー操作や、正当なアクセシビリティ機器の利用を対象とした発表ではありません。
コンソール版におけるコンバーター問題の深刻さ
コンソール版では、検知の難しさと不正利用の広がりが重なり、コンバーターが長年の問題になっています。
- チート行為でありながらゲーム側から検知しにくく、検知防止機能を備えたものもあるため、使用者を減らしにくい
- シーズン18時点で23,000件以上を処分(不正利用者と組んだプレイヤーを含む)
- コミュニティでも、使用者への対応や通報方法などが度々問題として提起されている
このように、これまで何度も対策が行われてきましたが、根本的な解決には至らず、いたちごっこが続いていました。
アクセシビリティ利用者を守りながら判定
不正利用される機器は、障害のあるプレイヤーが使用するアクセシビリティ機器を受け入れる仕組みを意図的に悪用する場合があります。
そのため開発チームは、正当な利用者を誤って処分しないよう、慎重に判定精度を高めてきました。今回の発表では、不正利用を正確に特定できたとの確信を得たと説明しています。
今後残る懸念点
今回の対応後も、次の点は残ります。
- BAN後に別アカウントを作り直して戻る使用者を、どこまで防げるか
- コンバーター側で新たな回避策が取られ、再び対策とのいたちごっこにならないか
今後への懸念は残るものの、今回の大規模BANと検出精度の向上は、コンソール版の公平性を守るうえで大きな前進です。
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